請求書管理の手間を省く!経理代行と自計化のコストパフォーマンスを比較

こんにちは!多摩・八王子経理代行サービスです。

日々の業務に追われる中小企業の経営者や経理担当者にとって、「請求書管理」は頭を悩ませる業務のひとつではないでしょうか?取引先ごとに異なる形式の請求書を集め、内容を確認し、記帳・仕訳、支払い処理までを行うのは、想像以上に時間と労力を要します。

「この業務、もっと効率的にできないだろうか」「経理代行を頼むべきか、それとも自社で効率化(=自計化)できる方法があるのか」といった悩みを抱えている方も多いはずです。

この記事では、請求書管理の効率化に焦点を当て、「経理代行」と「自計化」という2つの選択肢をコストパフォーマンスの観点から徹底比較します。

✅ それぞれの仕組みと特徴
✅ 業務量・人件費・ミスのリスクの違い
✅ どんな会社にどちらが向いているか

…などを詳しく解説しています。経理業務を見直したい経営者・経理担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください!


経理代行と自計化の違いとは?

まずは、「経理代行」と「自計化」の違いを明確にしておきましょう。

経理代行とは?

経理代行とは、仕訳入力や帳簿作成、請求書の管理・処理など、企業の経理業務を外部の専門業者に委託することを指します。人手不足や経理の専門知識不足をカバーできることから、導入する中小企業が増えています。

自計化とは?

自計化とは、経理業務を自社で行えるように体制を整え、会計ソフトなどを活用して社内で記帳・処理を行うことです。クラウド会計ソフトを導入する企業が多く、業務のIT化・省力化を図る方法として注目されています。


請求書管理の業務フローを比較してみよう

請求書管理は、単に受領して保管するだけではありません。以下のようなフローが発生します。

フロー項目 経理代行 自計化
請求書の受領・仕分け 業者が対応 社内で対応
記帳・入力作業 業者が実施 担当者が入力
支払いスケジュールの管理 必要に応じて対応 社内で確認・管理
月次・年次資料の作成 代行業者が対応 自社で出力・作成

このように、経理代行は実務の大部分を外部に任せられるため、人的リソースに余裕が生まれるという点が最大のメリットです。一方で、自計化は社内にノウハウを蓄積できるという強みがあります。


経理代行と自計化|コストパフォーマンスを徹底比較

では、経理代行と自計化、実際のコストや業務効率の面でどちらがパフォーマンスに優れているのでしょうか?それぞれの観点から比較してみましょう。

① 人件費の違い

  • 経理代行:パート社員1名の月給と同等またはそれ以下で依頼可能(例:月額3~7万円)

  • 自計化:担当者の人件費+ソフトの利用料が発生(例:人件費20万円+ソフト代5千円〜1万円)

→人的リソースが限られている企業には経理代行の方が低コストとなる傾向があります。

② 専門性とミスのリスク

  • 経理代行:専門家が対応するため、入力ミスや法改正の見落としリスクが少ない

  • 自計化:社内担当者のスキルに依存し、属人化やミスの可能性が高まる

法改正への対応や正確性を重視するなら経理代行が有利です。

③ ノウハウの蓄積

  • 経理代行:業務はアウトソースされるため、社内にノウハウは残らない

  • 自計化:記帳や帳簿作成などを通じて、社内に知識が蓄積される

将来的に経理体制を内製化したい企業は自計化が適しています。


どんな会社にどちらが向いている?選定ポイント3つ

選ぶべきは一律ではなく、会社の状況によって最適な選択肢は異なります。以下のポイントを参考に判断しましょう。

① 社員の業務負担が大きい会社は「経理代行」

営業や製造など、コア業務に集中させたい企業は、経理代行でバックオフィス業務を削減するのがおすすめです。

② 経理の知識がある担当者が在籍しているなら「自計化」

すでに会計ソフトを使いこなせるスタッフがいる場合、請求書管理を含む経理業務は自計化でも対応可能です。

③ 財務体質を強化したいなら「ハイブリッド方式」

たとえば、記帳や請求書処理は代行、予算管理やキャッシュフロー分析は自社で、という組み合わせも可能です。コストとスキルのバランスを取りたい中小企業に最適な選択肢です。


請求書管理を効率化するクラウドツールの活用も重要

経理代行でも自計化でも、効率化のカギとなるのが「クラウド会計ソフトや請求書管理システムの導入」です。

例えば:

  • マネーフォワードクラウド:請求書の受領~支払まで一元管理が可能

  • freee:スマホでも経費入力や承認ができ、ペーパーレス化にも対応

  • バクラク請求書:請求書のOCR読み取りやAIによる自動仕訳が特徴

クラウドシステムを導入することで、人的ミスの軽減・時間短縮・情報共有の効率化が図れます。


まとめ|自社の状況に合わせた選択が「経費削減」と「業務効率化」のカギ

請求書管理の効率化において、「経理代行」と「自計化」はどちらが優れているという明確な正解はありません。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自社の経理体制・リソース・将来の方針を踏まえた選択が重要です。

  • 経理代行:人手不足や正確性を重視する企業におすすめ

  • 自計化:コストを抑えたい・経理知識がある人材がいる企業に最適

  • ハイブリッド型:業務の一部を委託しつつ、財務戦略や資金管理は自社で行いたい企業に適している

多摩・八王子経理代行サービスでは、経理代行の導入支援から、自計化の立ち上げサポート、クラウドシステムの選定・導入まで幅広く対応しております。無料相談も実施していますので、「今の経理体制に不安がある」「もっと効率化できる方法が知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

多摩・八王子経理代行サービスでは、経理代行サービスはもちろんのこと、給与計算、年末調整等の関連業務を含む給与計算業務に係るトータルサポートを承っております。貴社に訪問して経理業務を行うので、引き継ぎまで時間がなくても安心です。社会保険料、源泉徴収税の控除を含む給与計算から、給与明細の発行、給与振込までの各種代行業務や、クラウド会計・クラウド給与・勤怠ソフトの導入もご提案いたします。さらに、クラウドソフト導入にあたり、IT導入補助金の申請サポートも行っており、貴社の業務効率化をお手伝いします。クラウドシステムによって、場所を選ばず給与データの確認や入力が可能となり、リアルタイムでの情報共有も実現します。

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