
こんにちは!多摩・八王子経理代行サービスです。
「経理業務が毎月煩雑で時間が足りない」「ペーパーレスや自動化に興味はあるが、何から始めて良いかわからない」と感じている中小企業の経営者や経理担当者の皆さまへ。
経理は会社の要ともいえる重要な業務ですが、限られた人員と時間でこなすには負担が大きすぎる…そんなお悩みに共感します。
この記事では、クラウド会計ソフトとクラウド連携による経理業務の自動化について、わかりやすく解説します。
導入のポイント、得られるメリット、注意点までを網羅し、実際に中小企業での支援事例をもとに実践的にご紹介します。
この記事を読むことで、次のようなことがわかります。
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-経理業務のどこがクラウドで効率化できるか
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–どんな企業がクラウド経理に向いているか
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-具体的な導入手順とサポートの内容
少人数での経理やリモート対応に課題を感じている企業は、ぜひ最後までお読みください。
中小企業の経理業務はなぜ負担が大きいのか?
紙中心の管理と手入力が作業を圧迫
2025年時点でも、請求書や領収書を紙で保管し、仕訳をエクセルや会計ソフトに手入力している企業は少なくありません。
特に会計月末には入力作業が集中し、担当者が深夜まで対応しているというケースもあります。こうした属人的・手動的なフローは、業務の正確性・スピード・社員のストレスに大きく影響します。
法改正やインボイス制度などへの対応負荷
インボイス制度、電子帳簿保存法改正、さらには定額減税の影響など、税制関連の法改正が相次いでいます。
それに対応するには、最新要件を把握し、帳簿の形式や保存のルールを常に見直す必要がありますが、経理専任でない担当者には大きな負担です。
属人化・引き継ぎ問題も慢性的な課題
経理業務は“あの人しかわからない”状況になりがちです。ある事例では、経理担当者の突然の退職で、決算処理の遅延や金融機関への資料提出が間に合わず、資金調達に影響したケースもありました。
クラウド連携による経理業務の自動化とは?
クラウド会計ソフトの基本的な仕組み
クラウド会計ソフトは、ブラウザ上で仕訳、集計、帳票作成ができるツールです。代表的なサービスには「freee」「マネーフォワードクラウド」「弥生会計オンライン」などがあります。
これらはすべて銀行口座・クレジットカード・POSレジなどと連携可能で、自動で仕訳を作成する機能が搭載されています。
銀行・クレカ・レジとの自動連携で仕訳を自動化
銀行口座と連携することで、入出金データを自動取得し、過去の取引に基づいて仕訳を自動判定。
例えば「●●銀行・光熱費支払い→水道光熱費仕訳」というように、定型パターンはルール化して自動処理されます。
これにより、月300件の仕訳入力が、1日で完了するようになった事例もあります。
請求書や領収書もスキャンで即処理
スマホでレシートや請求書を撮影し、OCR機能で読み取り、自動で仕訳候補が生成されます。
とくに交通費・接待交際費など頻出だが金額の少ない経費入力に絶大な効果を発揮します。
クラウド経理の導入で得られる3つの効率化メリット
業務時間を削減し、人的コストも抑制
当事務所の支援事例では、クラウド化により年間で150時間の経理工数削減に成功した企業があります。
これは社員1人の1か月分の稼働に相当します。残業代や担当者の負荷軽減にも直結し、結果としてコア業務への集中時間も増加しました。
リアルタイムで経営状況を把握
クラウド連携により、試算表やキャッシュフローが常に最新状態に保たれます。
これにより、「今、資金繰りはどうか?」「利益率は維持できているか?」といった経営判断を即時に行える環境が整います。
法改正対応や融資時の資料整備もスムーズに
クラウド会計ソフトはインボイス対応や電子帳簿保存要件にも準拠しており、法改正に対応した仕訳や帳票の出力が可能です。
融資や補助金申請時の決算書・月次試算表も、1クリックで出力できるため、金融機関対応が格段にスムーズになります。
クラウド会計の導入が向いている企業とは?
少人数で経理を回している中小企業
社員数5~30名程度の企業は、経理担当者が1人または兼務していることが多く、自動化の恩恵を大きく受けられます。
現場の工数が減ることで、経営者も定期的に数字を確認する習慣がつきやすくなります。
テレワークや複数拠点での経理対応が必要な企業
クラウドソフトなら、どこからでもアクセスでき、複数の社員で同時に作業可能です。
「営業所ごとに月次資料を提出→本社が集計」など、拠点間連携のストレスも解消されます。
今後の成長を見据えて管理体制を整えたい企業
スタートアップや成長段階の企業は、初期から経理を自動化しておくことで、将来的なIPO準備や資金調達に必要なガバナンス体制の基礎が整います。
クラウド会計導入の注意点と対策
セキュリティは万全か?確認ポイントを押さえる
クラウド=不安と感じる方もいますが、実際は銀行レベルの暗号化とアクセス制御が施されています。
ただし、社内の運用ルール(ID管理・端末のセキュリティポリシー)を整備しておく必要があります。
導入初期はトレーニングと並行して使い慣れる
「最初は入力がわかりにくい」「勘定科目が選べない」といった声はよくあります。
そのため、段階的に導入し、担当者に合わせた研修やマニュアル整備を同時に行うのが成功の鍵です。
外部専門家と連携することでスムーズな運用も可能
税理士事務所や導入支援業者と連携しながら進めることで、失敗リスクを大幅に減らせます。
実際に弊所では、経理担当者のスキルレベルに応じたアドバイスや設定代行、運用後の定期レビューまで対応しています。
弊所の支援内容と導入サポートのご案内
当事務所では、クラウド会計の導入を「ただのツール導入」で終わらせません。
以下のような実務に沿った定着支援を実施しています。
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-現状業務の棚卸しと課題分析
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-会計ソフト選定と最適な設定
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–自動仕訳ルールの構築とテンプレート作成
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–導入初期の並走支援(Zoom・訪問対応可)
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–インボイス・電子帳簿保存法への対応設計
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-経営者向けに月次数字の見方指導
無料相談(オンライン対応可)も実施しておりますので、導入をご検討の方はぜひご活用ください。
まとめ
クラウド連携による経理業務の自動化は、
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-作業時間を大幅に削減
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-経営判断のスピードアップ
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-法改正対応もスムーズ
といった中小企業にとって非常に大きなメリットがあります。
「今はまだ早いかな…」と感じている企業こそ、早期導入が将来の成長とコスト削減を実現します。
まずはクラウド会計の機能や導入事例を知るところから始めてみませんか?
ご相談は無料です。お気軽に多摩・八王子経理代行サービスにご相談ください。
多摩・八王子経理代行サービスでは、経理代行サービスはもちろんのこと、給与計算、年末調整等の関連業務を含む給与計算業務に係るトータルサポートを承っております。貴社に訪問して経理業務を行うので、引き継ぎまで時間がなくても安心です。社会保険料、源泉徴収税の控除を含む給与計算から、給与明細の発行、給与振込までの各種代行業務や、クラウド会計・クラウド給与・勤怠ソフトの導入もご提案いたします。さらに、クラウドソフト導入にあたり、IT導入補助金の申請サポートも行っており、貴社の業務効率化をお手伝いします。クラウドシステムによって、場所を選ばず給与データの確認や入力が可能となり、リアルタイムでの情報共有も実現します。