
こんにちは!多摩・八王子経理代行サービスです。
会社経営をしていると、必ず目にすることになるのが「貸借対照表」です。顧問税理士から決算書を受け取った際、数字がずらりと並んでいる表を見て「どこを見ればいいのか分からない」と戸惑った経験はありませんか。
貸借対照表は、会社の財務状況を一枚の表で示す重要な書類です。しかし、専門用語が多いため、会計初心者には難しいと感じられがちです。
この記事では、貸借対照表の基本構造や見方を初心者向けにわかりやすく解説します。さらに、実際に経営判断に役立つチェックポイントも紹介しますので、経営者や経理担当者の方はぜひ最後までご覧ください。
貸借対照表とは?会計初心者が最初に押さえるべき基本
貸借対照表(バランスシート)とは、ある時点における会社の財政状態を示す書類です。会社が「どのような資産を持ち、どれだけの負債があり、残りがどのくらい自己資本(純資産)なのか」を一覧で確認できます。
決算書の中でも、損益計算書が「一定期間の経営成績」を表すのに対して、貸借対照表は「ある時点の会社の健康診断書」といえます。経営者にとっては会社の体力を知るために欠かせない資料です。
貸借対照表の基本構造を理解しよう
貸借対照表は大きく分けて 資産の部・負債の部・純資産の部 の3つで構成されています。
資産の部|会社が持っている財産
資産には、現金や売掛金など短期間で現金化できる「流動資産」と、建物や機械など長期間使う「固定資産」があります。
例えば、売上代金として回収予定の売掛金は流動資産に分類され、工場や車両は固定資産に入ります。
負債の部|会社が返さなければならないお金
借入金や買掛金など、将来返済が必要なものが負債です。こちらも1年以内に返済する「流動負債」と、1年以上かけて返済する「固定負債」に分かれます。
純資産の部|返済不要の会社の元手
資本金や利益剰余金が含まれるのが純資産です。これは返済の必要がない会社の財産であり、会社の体力を示す数字でもあります。
貸借対照表の見方|初心者が押さえるべき5つのポイント
貸借対照表を正しく読み解くことで、経営の改善点や今後の資金繰りの課題を把握できます。初心者でも理解しやすいように、チェックすべき代表的なポイントを5つ紹介します。
1. 流動比率で短期的な資金繰りを確認
流動資産 ÷ 流動負債 × 100 で求められるのが流動比率です。
目安は100%以上、できれば150%以上が望ましいとされます。比率が低いと、借入金返済や支払いに追われる危険性があります。
2. 自己資本比率で会社の安全性を判断
純資産 ÷ 総資産 × 100 で求められるのが自己資本比率です。
30%以上あれば健全といわれますが、業種によって水準は異なります。自己資本比率が低い会社は、金融機関からの借入依存度が高い状態といえます。
3. 借入金の割合を確認
総資産に占める借入金の割合が高すぎると、返済負担が大きくなり資金繰りが厳しくなる可能性があります。金融機関も融資判断の際に重視するポイントです。
4. 利益剰余金の増減をチェック
利益剰余金は、過去から積み重ねてきた利益の蓄積です。黒字経営を続けていれば増えていき、逆に赤字が続けば減少します。会社の成長力や安定性を判断する重要な指標です。
5. 現金・預金の残高を確認
会社の生命線はキャッシュフローです。貸借対照表の現金・預金の残高を定期的にチェックすることで、資金ショートのリスクを防げます。
貸借対照表のメリットとデメリット
メリット
貸借対照表を見ることで、経営者は会社の財務状態を客観的に把握できます。金融機関に融資を申し込む際にも、貸借対照表は必ず確認されるため、経営判断に役立ちます。また、社内の無駄な資産や過剰な負債に気づくきっかけにもなります。
デメリット
一方で、貸借対照表はあくまで「決算日時点のスナップショット」です。日々の資金繰り状況や、将来の利益までは反映されません。そのため、損益計算書やキャッシュフロー計算書とあわせて確認することが重要です。
貸借対照表の読み方を実際の経営に活かすには?
貸借対照表は「作って終わり」では意味がありません。
例えば、流動比率が低いと分かった場合は、在庫の削減や回収サイトの短縮を検討するべきです。借入金依存度が高ければ、内部留保を厚くして将来の返済負担を軽減する施策が必要になります。
会計初心者が貸借対照表を理解するためのステップ
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まずは「資産・負債・純資産」の3区分を理解する
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流動比率や自己資本比率など代表的な指標を押さえる
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過去数年分の貸借対照表を比較し、変化の傾向を見る
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損益計算書やキャッシュフロー計算書と一緒に確認する
初心者でも少しずつ慣れていけば、数字の意味が分かり、経営判断に活かせるようになります。
まとめ
貸借対照表は、会社の財務状況を「資産・負債・純資産」という3つの視点から把握できる重要な資料です。
会計初心者がまず確認すべきは、流動比率や自己資本比率など基本的な財務指標です。これらを理解すれば、会社の資金繰りや安全性を客観的に評価できます。
貸借対照表は難しく感じられるかもしれませんが、経営の健全性を保ち、将来の成長を実現するためには欠かせないものです。
もし自社の貸借対照表の見方に不安がある場合は、専門家に相談することで正しい分析と改善策が得られます。
多摩・八王子経理代行サービスでは、中小企業の経営者・経理担当者向けに財務分析のサポートを行っております。無料相談も承っていますので、ぜひお気軽に多摩・八王子経理代行サービスにお問い合わせください。
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